引用の仕方(本)について
  1. 短い引用は、「」でわかるようにします。

    建築の歴史を見ると、「建築の外観はスタンティング・ストーンから始まったのである。」

  2. 長い引用の場合は行を空けて、左右もわかるように空白(インデント)を空けます。

    三井秀樹は、感性を以下のように述べている。
  •  私たちは美しいものや芸術性の高い美術作品、あるいは魅力的な人に出会うと心ときめき、感動する。

  •  このように人を惹(ひ)きつけるものを受け入れる感覚器官の感受性を感性と呼んでいる。
  •  

  3. 引用文の一部を省略(しょうりゃく)する時には、〔〕の中に「中略」あるいは「・・・」を入れます。


 道具というものは、わが身の延長である。自分と対立する「相手」ではなく、自分がそれで何かをしようとするときに、ほとんど意 識.しないで、いつのまにか使っているようなものでなければならない。〔中略〕コンピュータがそういうものにならねばならない、という考え方を進めてみる のが本章である。


(佐伯 胖『コンピュータと教育』岩波新書、1992年、52頁)
 

  4.  引用文にある段落を省略する時には、「/」(スラッシュ)を用います。


  • 美学の歴史は、大きく三つの段階に分けることができる。≪独断時代≫/≪批判時代≫/≪実証時代≫

  • (ドニ・ユイスマン、久保井平治訳『美学』白水社、1959年、7頁)である。

5. 引用文に補足(説明)を入れる時は()を、()が引用文ですでに使われてしまっている時は〔〕などを使います。

  • 「ある日突然、怪しいメール(スパムメール)が届くワケ」によると、メールを送信するときの流れは
  • (日経パソコン編『ネットでだまされない方法30』日経BR社、2005年、94頁)

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